2011年11月22日
★0341 神戸新聞 正平調
11月22日 神戸新聞朝刊 正平調
以下一文抜粋
大地の下には竜が眠る。日本には古くからそんな信仰がある。
竜は時に地震などの天変地異をもたらすが、土地を守る神獣でもある。
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「私は竜を見たことがある」。
日本を訪れたブータンのワンチュク国王は、福島県の小学校で児童たちにそう語った。
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驚き顔の児童を前に、国王はこう続けた。
『竜は私たちみんなの心の中にいる。竜は人間の経験を食べて成長する。
だからこそいろんな経験を重ねて、人間は強くなれるのです。』
………
かつて大震災を起こした神戸の竜も、今度は空から晩秋の優しい光を注いでくれたようである。
先日の神戸マラソンでは
阪神淡路と東日本の被災者が一緒に走った。
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神戸にはいろんな力に支えられ復興の道を歩んだ。
おかげで竜の姿が見えた気がする。
希望の竜は、今度は東の空を飛んでいるはずだ。
虹色の姿で。
※全文読んでみてくださいネ!